しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ・特撮感想】2019/01/06 ニチアサ感想〜HUGプリ46話・ジオウ17話・ルパパト46話・プリチャン39話〜

 明けましておめでとうございます。新年初のニチアサ感想となります。
 ちなみに昨年最終放送分は書いてないのですが、なんか単に筆が進まなかったので書いてないだけです。今後なるべく無いようにしたいです……というか、HUGとルパパトの切り替わりくらいのタイミングで感想の形式はいったん考え直したい気もしますが。

HUGっと!プリキュア
#46「クライ、ふたたび!永遠に咲く理想のはな」
 年も明け、一気にクライマックス突入。プリキュアは切り替えのタイミングがタイミングだけにその辺の構成も苦労しそうな印象です。
 時間を止める/動かすの問答に関してはまあずっとやっていることなので置いておいて、「人の善性を信じられるか?」という問いかけをかつていじめを受けていたはなにぶつけるのはけっこう重たい話だと思います。そのあたり、これまでの話をしっかり把握しきれてない自分には下手に感想も言いにくいのですが……できることならプリキュアだから」に終始するのではなく、野々はなとしてなんらかの解答を提示してくれることに期待したいですね。


#17「ハッピーニューウォズ2019」
 扱ってるテーマがテーマだけに、「年が変わる」ということに対していろいろと変化のありそうなジオウ。蓋を開けてみれば直接的な関係はありませんでしたが、新キャラクターとしてもう1人のウォズ/仮面ライダーウォズ、通称白ウォズが登場したことで「第2部」とも言える”未来ライダー編”が始まりました。彼の立ち位置としては「オーマジオウが消滅した(というか、誕生しなかった?)世界線」からやってきたもう1人のウォズということで、また時間モノとしてはだいぶややこしくなったなと(笑)。分岐先の世界線と今の世界線は果たして共存できるのか?みたいなところは気になりますが、考えてもよくわからないのでとりあえずは保留という感じです。ただ、新展開としては素直に面白いなと思いますね。ウォズ(黒ウォズ)はもともと狂言回し的な役割でありつつ印象に残るシーンの多いキャラでしたが、そんな彼にとっても想定外の存在である白ウォズの登場によって新たな一面が見えてきたのも良いと思います。白ウォズも初登場ながら仮面ライダーウォズのカッコよさに見合ういい味を出していますし、演じる渡邊さんも上手い役者さんなんだろうなぁと感じます。今後の展開にも期待が高まりますね。
 そしてもう1人の未来ライダー、仮面ライダーシノビについても。こちらは(第1部におけるレジェンドキャストたちのように)「2022年放送の作品から友情出演のキャストが登場した」というテイの宣伝もあって事前にファンの間で盛り上がっていましたが、今回に限って言えばそこまでの出番はなかった感じでしょうか。とはいえ過去の忍者ヒーローを彷彿とさせる要素の数々や”いかにも”な感じの変身音声など、要所要所にこだわりが感じられたのは面白かったです。後編では神蔵蓮太郎のドラマについても描かれると嬉しいですね。


#46「抜け出せないゲーム」
 新年恒例の(?)総集編。バラエティ色の強いエピソードとなりましたが、その反面で昨年末の引きから続けて「快盗の正体に迫る警察」という点では本筋の話がけっこう動いたように感じます。「これまでの疑問点(≒伏線)を振り返ることで正体に気づく」という話運びは自然で説得力もありますし、総集編の使い方としてはなかなか上手かったんじゃないかと思いますね。子供化回の時のアレコレに気づいたつかさ先輩の大赤面だったり、反論できずとも心情的に初美花たちのことを信じたがる咲也など、キャラの個性もよく出ていたんじゃないでしょうか。個人的にはやっぱり咲也さんの真っ直ぐな反応が好きだなぁ……と改めて感じました。
 ギャングラーの方では、ザミーゴに動きが。まだまだ残っている要素は多いですし、流石にここらで決着をつけて欲しいところです。それを受けて、氷漬けにされた大切な人たちはどうなるのか。残り話数もわずかとなってきたのが不安なところですが、なんとか上手くさばいて欲しいなと思います。


#39「アンジュの島にいってみた!」
 年明け早々、まさかの水着回新年のバカンスというと芸能人っぽくていいですね。この展開につなげるためだったのかなと考えると前回の引き分けも納得度が若干増したかなと思います。6人での雑魚寝など、イベントらしいワイワイ感が出てたのもとても好みでした。
 そんな楽しげな雰囲気を醸しつつ、話としては1年目のクライマックスに向けた布石を見せてきた回でした。最近いつも言ってる気もしますが……まあそれだけ丁寧に伏線を張っているということで。世代交代を大きな山としそうなのは以前から見えていましたが、アンジュさんにいよいよ不穏な空気が立ち込めてきましたね。率直に考えると引退?と思いますが、最後の無音演出は怖すぎてそれ以上のなにかがあるようにも見えたり……と言いつつ、プリチャンの作風的にそこまで重いことにはならないと思っていますが。この辺りの話はまた少し先までお預けみたいですが、気になるところです。
 さて、そしてそんなアンジュさんからバトンを受け取る立場である我らがキラッツ&メルティック。アンジュさんのライブを前に内心「いつか超える」と闘志を燃やす赤城あんな様は相変わらず大変カッコいいですね。序盤からブレずにとてもいいキャラだと思います。一方のみらいは、まだ「超える」までは考えが及ばない様子。トッププリチャンアイドルにはなってみなくちゃわからない、と好奇心を基に進んでいるみらい、キラッツですが、アンジュさんという具体的な存在を前にして良くも悪くも明確な目標として定まってしまっている感じでしょうか?単に性格の違いかもしれませんが、この辺りも今後の話でさらに成長する様が見られると嬉しいですね。

 そして次回はめる&さら回。以前の監督インタビューでも言及というか予告されていましたが、2年目に向けて、こうして固定ペア以外の話を増やしていく方針なのは非常に期待が持てますね。同じメルティックに属しながらもイマイチ絡みのない2人なので、どういった関係性が構築されるか楽しみです。