しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ・特撮感想】2019/01/13 ニチアサ感想〜フェアリル最終回・HUGプリ47話・ジオウ18話・ルパパト47話・プリチャン40話〜

 フェアリルが最終回だったので、しばらくぶりに早起きしたリル。というわけで今日の感想は5本分。

おしえて魔法のペンデュラム〜リルリルフェアリル
#26「願いの叶う日まで」

 いろいろと縮小されたのは感じつつも楽しんできたフェアリル3期もいよいよ最終回。「悩みに対し、自分で立ち向かっていく強さを得たありすはもうリトルフェアリルへと来ることはなくなってしまう」ということで、ありすとフェアリルたちのお別れが描かれました。

 今シリーズのフェアリルたちは悩みの相談役、アドバイザー的な立ち位置でもあったので独り立ちという意味では別れのときもあるだろうとは思いますが、前回の別れがフェアリルたちもありすもそうとは知らないままに最後の別れになってしまったのはなかなか切ないものがあります。最終回で面と向き合ってバイリルして欲しかった気持ちはありますが、この辺は尺の都合もあるかなあ。後味としてはわりとビターな部類だった気もします。とはいえ、フェアリルたちが思い思いのプレゼントを贈るのにはありすが愛されてるのを感じましたし、何より草野くんが言った「離れていたら友達じゃないのか?」という一言など希望はあった最終回だったかと思います。

 友達を大切に思っている限り、離れていてもきっといつかまた会える。正直、ただの綺麗事かもしれません。だけど、忘れてしまったらそこで本当におしまいなんですよね。会えない時間が続くと記憶は薄れて行くかもしれないけど、だからこそ「友達を想い続ける」ということは大切なことだと思います。それはきっと、作品と視聴者の関係に当てはめても同じことでしょう。

 総括して、Twitterでも何度か言いましたが15分アニメを逆手にとった固定フォーマットのつくりになっていたのが見やすかったですね。ちょっとした時間に見てほっこりした気分になれる作品でした。現状では次回作の告知はなく(来週から再放送が始まるみたいです)、マイメロから長く続いたサンリオアニメ枠もいったん休止のようですが……「また会う日まで」フェアリルを忘れないでいたいです。ちなみにそれで言うならジュエルペットも忘れてないよ!あたっくちゃんす!?更新まだー!?


#47「最終決戦!みんなの明日を取り戻す!」

 定番といえば定番、されどそれ故に盛り上がる「かつての敵が駆けつける」展開。パップルさんらMAAの3人はシリーズを通してほぼレギュラーで登場していましたし、こうした展開もすんなりと入ってきますね。ダイガンさんやチャラリートさんみたいなコメディリリーフ枠の面々が活躍している様は嬉しいところ。特にチャラさんの「25人の登録者が!」発言はグッときました。ファンはファンであって数字ではありませんが、彼が第2の人生で誇りとなるものを得られたのはとても素晴らしいことだと思います。
 そしてジョージとの対面。謎空間なのに雨、そして「プリキュアは諦めない!」と、『ドリームスターズ!』を思い出す展開に。正直に言うなら、ここに関しては言葉が先行してしまっていてあまり響いてこないかなあ……という気も。良くも悪くも、15年の歴史の中で「プリキュア」という概念が強くなっている、ということなのかもしれませんね。おそらくは来週で決着かなと思うので、どういった結末へ持っていくのか楽しみにしたいと思います。


仮面ライダージオウ
#18「スゴイ!ジダイ!ミライ!2022」

 仮面ライダーシノビ編・後編。前回は新展開の導入と、白ウォズの印象付けに時間が割かれた感じでしたが、今週はゲストライダー編の色も強かったですね。「力の使い方」がシノビのテーマなのかなと思ったり。そんなシノビ、なんとTTFCでスピンオフを製作する模様。監督はシノビ編を担当された柴﨑監督、そして脚本は『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』で東映特撮に参加し、同じくTTFCオリジナル作品である『シリーズ怪獣区 ギャラス』も担当する金子香緒里さんとなかなか面白い布陣でこちらも楽しみです。
 そして、白ウォズもまだまだ今後の展開をかき乱していきそうな雰囲気。あのパッドはちょっと便利すぎる気がしますね(笑)。ミライドウォッチの取得にはソウゴの行動も重要になってきそうな感じでしたが、そのあたりはどうなっているのでしょうか?解禁済みの未来ライダーは次回登場のクイズ、そしてキカイといますが、彼らの回はどのように話を回していくのか注目です。


快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
#47「今の僕にできること

 信じたい咲也と嘘をつくのが苦手な初美花。2人とも警察や快盗としてはきっと未熟なんだと思いますが、そんな2人だからこそ真実に迫るやりとりが辛く映る展開です。2大戦隊のVSをここまで貫いてきましたが、いよいよ正体バレも近そう。こういった設定だからこそ、「戦いが終わったその後」の描写もしっかりと描いてほしいところです。
 さて、そのためには残り話数でザミーゴ・ゴーシュ・ドグラニオ様と倒していかなければいけないわけですが、ザミーゴさんはここにきてパワーアップ。ですが、逆に言えばいよいよ決戦かな?毎度毎度アクションも凝っているルパパト、果たしてVSザミーゴの決着はどのように魅せてくれるのか楽しみです。


キラッとプリ☆チャン
#40「さららの家にお泊りしてみた!」

 話をまわす役割を担当しがちなあんな・えもを封じてのめる&さら回。先週も言いましたが、こうして触れていない関係性をひとつひとつ潰していくのはいい方針だと思います。
 そして実際の描写についてですが、とりあえず緑川家は全体的にぶっ飛んでるので、めるめると相性いいなと。シリーズ的にはジュネ様としておなじみな宍戸留美さんの美声を無駄遣いしている感じがすごかったです(笑)。反面、良くも悪くも周囲を振り回すのがめるめるだなあとも。悪気がないのは十二分に伝わってくるのですが、突撃お宅配信あたりは若干ハラハラする描写でもありましたね。
 一方のさら。クールビューティーな自分を保ち続けている彼女ですが、今週はなかなかいじらしい一面も見えた気がします。めると2人だと多少ギクシャクするかなとも思っていましたが、意外にも(?)振り回されながらもウキウキで遊ぶ準備を整えるあたりかわいいな~と。その後みらいやりんかがやってきたときの微妙な感情の動きも興味深く、いい掘り下げになっていたのではないでしょうか。
 そして、さら周りの人間関係といえば忘れてはいけないみらさら。とりあえず言いたいのは「遊んだ後家帰ってから電話かける桃山なに?」「つながんなかったらめるめるにも電話かけて確認とる桃山なに?」という話ですね。みらいを演じる林さんの「緑川の女」っぷりが伝わりだしたのもありますが、緑川周りはやたらと百合文脈が集まってるな……と感じます。いいぞもっとやれ。

 また、今週から4クール目扱いのようで、OP/EDも変更となりました。いろいろと気になるポイントもありますが、何と言ってもインパクトがあるのはOPのあいら。「ライブをしますよー!」と言わんばかりにステージ衣装を……プリズムADにて春音あいらが着用していたサムシングブルーコーデを彷彿とさせるコーデを身にまとっていました。そのオマージュであるならば、春音あいらにとってのりずむに当たるのは七星あいらにとってのアンジュ……?と、想像も膨らみます。おそらくあるであろう七星あいらのライブ、その時を楽しみにしています。