しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ感想】『キラッとプリ☆チャン』第69話「発車オーライ!ミラクル☆キラッツ一日駅長だもん!」【プリチャン感想】

69

↓↓↓【69話 1週間無料配信】↓↓↓
 プリチャンラジオのゲスト、初回は無難にキラッツかなと思ってたらまさかのひかり(楠木ともりさん)で面食らってます。せっかくなので、わざわざこんな場末のブログにまでやってくるプリチャンジャンキーの皆さまは是非メール送りましょう。↓↓↓

 そして本編感想ですが、2週続いたリングマリィ結成編も落ち着き、今週は愉快なキラッツ回。どことなく1期の頃を思い出すような雰囲気があって好きなエピソードでした。

* * *

 昨年に続き、夏休みにピンチのプリズムストーン支店を盛り上げる役目を任されたミラクル☆キラッツ。……そういえば今回は「ディアクラウンの駅ジャックとバッティングした」という流れでしたが、昨夏を筆頭に1期でこれ系の話運びをするときに立ちはだかっていたのは専ら僕らの赤城財閥だったなあ、という思いにふけったり。帰ってきてからは時折先輩風を吹かせつつも未だ潜伏期間な感じのあるメルティックですが、そろそろ彼女たちのメイン話もまた見たいところですね。

 早速話が逸れてしまいましたが、気を取り直して今週のエピソード。今回は1日駅長を兼ねており、実際にPS店舗のある東京駅をモデルにした「キラ京駅」が舞台となりました。
 個人的にはプリズムストーン東京駅店は筐体曲CD(プリパラVol.3くらい)販売の時など利用しているので、実際のロケーションがわりかししっかりと再現されていて面白かったですね。お店の外観はもちろん、近くにあるラーメンストリートも出てきたり。東京駅で迷うのもあるあるな気がします。単に記憶から抜けてるだけかもしれませんが、プリパラプリチャンと架空都市がベースだったのでこうした「聖地」的な楽しみ方は新鮮な気がしますね。(プリズム時代は横浜やお台場などありましたが)。

 そして昨年のイカ姉ぇに続き、店長ゲストキャラも登場。鉄道大好き「テツ姉ぇ」さん、CVを担当されたのは大原さやかさんでした。声優としてはもちろんお名前を色んなところでお見かけする大原さんですが、ナレーターとして?実際の駅アナウンス等も多く担当されているとのこと。私は存じ上げなかったのですが、なるほど確かにこだわりのキャスティングでした。キャラもなかなかインパクトがあり、りんかちゃんの「うちのお母さんに似てる」という評がまさにピッタリ。プリチャンワールドに愉快なオバチャンがまた1人増えて大変嬉しく思います(笑)。
 そんなテツ姉ぇを筆頭に、全体的にテンションの高い画面作りも今回の特徴だったと思います。移動の際の電車ごっことか。絵コンテと演出を担当されたのは大島克也さん。60話デザインパレット回の犬山みらいを放り込んできたのもこの人でしたね。経歴を見る限りでは演出仕事を担当されるようになったのはここ最近のようですが、かなり印象的な仕事をされていると思うので今後の担当回にも期待したいです。

 キラッツ回・単発ゲスト・話の構成と全体的に1期に近しい印象を受けた話ですが、ライブにおいてもそんな印象を与えるのに一役買ったのが懐かしの「プリズム横穴」、もといライブ用の扉。2期に入ってからはジュエルパクトでステージ生成までまかなえてしまう(という設定)だったのでご無沙汰でしたが、電車内でライブをするためのエクスキューズとして久しぶりに活用されました。……冷静に考えると電車でライブをできる理由になっているのかはよくわからないんですが、そこはまあ「AR機能っぽいジュエルパクトではスペース等の問題が解決できないけど、特別列車なのでライブができる専用車両のようなものがあって、そこにつながる扉だった」みたいな感じで脳内補完。販促番組の終盤にありがちな「最新の武器が通用しないけど、序盤に活用していた技を使うことで敵を倒せる展開」的な燃え要素があったと思います。うん、きっと伝わる人には伝わる(笑)。

 というわけで69話、特別この先につながるような要素もなさそうなただの単発回でしたが、そういった話こそがプリチャンの真骨頂。夏休みらしい楽しいエピソードでした。


【次回予告】


 次回は早くも第2回開催、だいあフェス回。前回はジュエルアイドル3人から諸事情()でりんかちゃんがエントリーせずという一騎打ち大会でしたが、今回は晴れてジュエルアイドル5人が勢ぞろいの大会になりそう。……まあ、人数が増えるほどメタ的に見ればライブ総集編度合いは増していくのですが(苦笑)。ともあれ、そんな中でどれだけ話を盛り上げてくれるのか、再びの虹ノ咲判定はあるのか、そんなところに注目したいと思います。