しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【日記】2018/02/03 東山奈央と中川かのんとかミルキィホームズとか

 もう昨日の話だけど、あまりに激動の1日だったのでブログで日記的に書き残しておく。自分の中で大きなウェイトを占めている作品のうち2つに大きな動きがあったのだけど、そこまでファン層が被ってるわけでもなさそうだしごく個人的な話です。


 2018年2月3日はアニメ・声優関係で数々のイベントが重なっていたけど、早い段階からチケットを取っていたこともあったし、私は東山奈央さんの1stLIVEに行った。初めての日本武道館。心のこもった歌、キレキレのダンス、豪華な演出。どれを取っても素晴らしいライブだった。そして、アンコールでは奇跡が起きた。東山さんが、中川かのんちゃんを武道館へ連れて来てくれた。神のみぞ知るセカイという作品が好きで、楽曲はさらに大好きだけど時期やらなにやらもあってライブパフォーマンスを見たことはなかったので、本当に嬉しかった。
 アーティストとして武道館で公演をしている人に対して声優としてのキャラソンを期待するのは失礼なんじゃないかと思っていたから、かのんちゃんを期待する気持ちは正直あったけれど胸の奥にしまっておいた。実際に東山さんは、「ソロアーティストとして一人で歌うことがこれまで演じてきたキャラクターへの恩返しになるんじゃないか」というようなことを言っていた(ニュアンス違ったらごめん)けれど、それでも「武道館という(アニメでモデルになった)舞台に際してかのんちゃんのことが浮かばなかったといえば嘘になる」と言って、アンコールにかのん曲を持ってきてくれたことがものすごく有難かった。もちろん、実現に漕ぎつけてくれたフライングドッグやNBCユニバーサルの大人の方々にも感謝を伝えたい。松田Pは今ワーナーなので今回のことに関わっていたのかはわからないけど、関係者席にいらっしゃるのが見えたので感謝の念だけ送っておいた。
 演出・構成がアニメを踏襲していたのも、言葉では言い表せないほどに最高だった。歌い終わって、リボンを外すときには寂しさも覚えたけれど、でもそれでいいんだと思う。

 ちなみにライブの感想はTwitterにももう少しばかり詳しく書いた( https://twitter.com/i/moments/959781100896763904 )。この記事もそうだけど、自分なりの推敲をあまりせず思ったことをそのまま書き連ねるのはわりと珍しい。それだけ感情が溢れ出す1日だった。
 ちなみにここでまたひとつ書くと、『Rainbow』のときのMCが良かった。東山さんは「いろんな人が私をこのステージに立たせたいと思ってくれたから、私は今ここに立っている」というようなことを度々言っていたのだけど、その中でも敢えて1人に感謝を述べるならと、デビュー当時からずっと担当されているというマネージャーへの感謝の気持ちを伝えていた。ステージ上から、私たち観客には普段見えない裏方のマネージャーさんへメッセージを送るあたりにどれだけ感謝しているのかが伝わってきたし、「私を見つけてくれて、ありがとうございました」という言葉がとても印象に残っている。

 そして聞くところによると、裏のNBCフェスでは山崎はるかさんが水蓮寺ルカとして『僕ら、駆け行く空へ』を披露し、NBCユニバーサルからのソロデビューも発表されたらしい。当時の音楽チームは現状ワーナーに移ってる感があるので関わるかはわからないけど、もしそうしたことがあればとても嬉しい。他にもKOTOKOさんがハヤテのごとく!関連楽曲のメドレーをやったり、真音×ジョルノ×KOTOKOのOver The Futureなんてものもあったとのこと。ハヤテは劇場版以降、絶チルは兵部しか見ていなかったけど楽曲は音楽チームつながりでよく聴いていたし、その3作品の楽曲が同日に披露されていたというのは感慨深い。まあイベ被りではあるけれど……


 そして、ミルキィホームズはFCイベントで1年後のラストライブが発表された。ライブ終わりで最高の気分になってる時に知ってしばらく確認を避けた。時間を空けて、落ち着いてから確認したけれど本当だった。
 何にだって必ず終わりはやってくるけれど、それでもミルキィホームズは終わらないものだと思っていた。仮に活動が無くなるとしても、自分たちからピリオドを打つことはしないだろうと。でも、けしてそんなことはなかった。

 私はミルキィホームズに関してはわりと新参である。響きが気に入って「ふたミル生まれのTD育ち」なんて言い方をたまにしていたが、存在自体を知ったのは恐らく2幕放送時くらいだと思う。近所のTSUTAYAでOP映像が無限にリピートされていたのをよく覚えている。あとはMXでもこれでもかいうほどライブか何かのCMを打っていたような気がする。あれに使われていた曲がゲーム版の「シャーロック・シェリンフォード」という曲だと知ったのはしばらく後だった。
 そしてふたミルが始まった。正直なところ当時の感覚としてはわりと微妙な印象だったが、不思議と嫌いにはなれない魅力があり、なんだかんだで楽しく見ていた。ハマったのはTDからだった。紅白もそんなにだなぁくらいのノリで見た大みそか特番の先行放送で大笑いして、放送時期は大学受験真っ只中だったけれど毎話TVとニコニコの2回ずつは見ていたと思う。その年の夏ごろに映画化が正式決定し、そこから過去シリーズにも触れた。それぞれ方向性は違ったが、ゲームもアニメも面白かった。劇場版は足繁く通った。12,3回くらい劇場で見た。もちろん世の中にはさらなる強者もたくさんいるのだろうけど、自分の人生であれ以上同じ映画を何度も見ることは今後もそうそうないと思う。
 並行してユニット活動の方もチェックするようになった。楽曲を集め、みるみるミルキィを見るようになり、ライブにも行くようになった。まだ回数は少ないけど、ゆる〜い雰囲気が心地良くて、いつも楽しいユニットだった。……なんだか話が脱線してきていたが、つまるところ私のミルキィ歴はザックリこんな感じだった。「初期から応援してきたから」なんて言える立場ではないけど、その分特にユニットまわりなんかはまだまだ知り始めたばかりだし、ライブで聴いてみたい曲もたくさん残っているので、やはりフィナーレはつらいというのが正直なところである。

 だけど、メンバー4人のツイートはあくまでポジティブなものになっていて、それを見たときは率直に「笑ってバイバイがしたいな」と思った。笑ってというか、不満を抱えたまま終わりにはしたくないなと。これから1年は「Road to Final」として様々なイベントを行うらしい。公式供給がなくなれば、今ほどミルキィホームズに対する熱意を保つことは難しいかもしれない。だけど、それこそ東山さんのライブで神のみ熱が再燃したように、一度ハマったものは表にあまり出さなくなってからも自分の中で生き続けているんだと思うし、ふとした時に蘇るんだと思う。寂しいのは当然だけれど、この1年でまた新しい想い出を作って、笑顔でゴールができたらいいなと思う。


 ちなみに私個人からの具体的な意見を述べると、作品(アニメ/ゲーム/漫画etc)では茉莉音ちゃんとミルキィさんの絡みがもう一度見たいし、ライブでは新田恵海as天城茉莉音さんに出演していただきたいです(もちろんミルキィさんを企画の中心としたうえで)。どうか叶いますように。