しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ・特撮感想】2018/10/21ニチアサ雑感

SNS封じ中なのでブログで雑感。今週のリアルタイムはプリキュアライダー戦隊プリチャンの4本。

HUGっと!プリキュア
オールスター回後編。演出タナカリオン氏ということで、「オールスターズ」シリーズっぽい構図もさることながら名乗りシーンの崖ロケーションとか特撮っぽくてニヤリ。ミラクルライトパートまでしっかり用意されてたのも面白かったです。
僕のプリキュア歴はプリ5(2年分)とスマイルドキドキは完走してそれ以降は歯抜け視聴という中途半端っぷりだけど、それでもファンサービスの気合の入り方は伝わってくるボリュームだったんじゃないでしょうか。ペコとかモフとか満と薫とかサプライズ多めで。個人的にはレジーナの顔が久しぶりに見られて良かったですね。
ラウムさんはここで倒しちゃって大丈夫なの?と思わなくもないですが、無理に本筋に絡めず振り切ったお祭り回にしたのは好感。流石に歴代キャスト全員はTVだと厳しかったのか無言キュアのシーンはクロスウォーズ3期終盤を思い出す切なさでしたが、フローラとかラブリーとかも台詞ありはなかなか嬉しい。いやあラブリーさんの目からビームは相変わらずインパクトがすごいね。

ウィザード編後編。個人的には最推し諸田敏監督に注目の組だったわけですが、「川が無ければ蛇口を捻ればいいじゃない」と言わんばかりの水カットには流石に笑いつつも遊びすぎることなくいい画を撮られていたんじゃないでしょうか。2012年へ向かうゲイツのカットとか実にカッコいい。
シナリオに目を向けると、ジオウのエピソードとしては悪くないながらもこれまでにも増してウィザードのカラーはあまり無かったかなとは思います。P脚本監督の中で本編に関係していたスタッフが諸田さんだけである点もそうですが、いわゆるレジェンドキャストが仁藤だけなのでその方面でドラマが組みづらかったのはあるのかなと。客演として出てくれたこと自体は嬉しいんですけどね。
次回はオーズ編……なのに客演キャストはゲンム岩永さんという闇鍋の予感しかなかったエピソードですが、本日晴れて火野映司:渡部秀さん泉比奈:高田里穂さんのご出演も発表。特に比奈ちゃんは久しぶりですし、歴代でもトップクラスに好きなヒロインなので楽しみですね。美味しい闇鍋になってるといいなあ。

「強制的に家に帰される攻撃に耐えるため、自宅を引き払ってテントを背負いながら戦う!」なんていうふざけた強烈な導入から、その実快盗と警察の関係性に今一歩踏み出すエピソード。最近ますますこの辺のシリアスコメディのバランスがいいですね。中間を行くのではなく両方振り切ってバランス取ってる感じが素晴らしい。そしてこの終盤まで正体を明かさないままに面白さを保ってるのも開始前の予想からするとなかなか意外というかすごいなと思ったり。真実に気づくそのタイミングが楽しみです。

キラキラのお姉さん回。アンジュ=お姉さんはまだ引っ張るのね。イマイチみらい達の最終到達点が見えないような気はするので、憧れのひとつの形を身近に感じさせるために明かしてもいいかなとは思ったけど、まあそういうものでもないかな?前回ラスト然り、アンジュさんの未来に何かしら不穏なものがありそうな気配はあるのでその辺がクライマックスになるのでしょうか。
また、反対のことを言うようでアレなんですがこの良い意味での「日常感」というか、あくまで普通に生きる普通の女の子たちのストーリーも非常に気持ちいいなという気もするんですよね。偏にキャラの良さかもしれませんが、言ったら落し物探すだけの回でこんなに楽しめるってのはすごいと思います。そういう意味では、今回アンジュさんも普通の女の子であったことが明かされたのはとても良かったですね。ライブを受けてプリズムの使者説みたいなものが俄かに盛り上がっていましたが個人的にはやって欲しくない方向性だなーと思っていたので。

さて、もう1つ注目ポイントなのは久々登場”七星”あいらさん。デザイナーズセブンのキャラ名規則に則ったおニューの苗字で登場です。「服の声を聞くんだ!」しかりスタァを見出すシーンしかり、AD要素というか若干のJUNさんみを感じたり。今後どうやって絡んでいくかはわかりませんが、元プリチャンアイドルというのは聞き逃せない情報ですね。Dream Goes On (cv.三森すずこ)は驚きましたが、そういえば幼少りんかちゃんも歌ってたな。

と・は・い・え、次回はハロウィン回ということでおしゃま再登場でしょうか。他のサブアイドル達も登場のようなので楽しみにしたいです。