しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ・特撮感想】2018/10/28 ニチアサ雑感〜ジオウ・ルパパト・プリチャン〜

大阪観光の疲れか、起きたら8:59だった。
というわけで今週のリアルタイムはジオウルパパトプリチャンの3本。

仮面ライダージオウ
城の全景だったりアクションの構図だったり、わりと面白い画が多かった印象。柴﨑監督は個人的にはまあ無難な監督くらいなイメージなんですが、今週は久しぶりにおっと思わされた気がします。シナリオは毛利先生にバトンタッチということで、必要以上に既存のキャラクター性を再確認しているような感覚も覚えましたが基本的に大きなブレはないかな?「王室の〜」をこのタイミングでゲイツに使っちゃうのはちょっともったいないかなという気はしますが。最後の壇黎斗王と被せたのは面白かったですけどね。
さて、その壇黎斗王ですが、まあ遊びすぎず大人しすぎずいい塩梅で調整できてたんじゃないかなと。それこそ今回諸田さんなり山口さんだったらどうなってたかと思うと震える……。シナリオ的にも、「王様を目指す主人公」「アナザーライダーとオリジナルライダーとジオウによる継承権の奪い合い」というジオウのベースに「複数の王(王s)」というオーズ/OOOのコンセプトを重ね合わせたのは素直に上手かったんじゃないかと思います。
そしてオーズからのレジェンドキャスト2名も。いやあ高田里穂さんas比奈ちゃんは7年(7年!?)経っても相変わらず美人さんですね。ふんにゅ〜は次回のお楽しみかしら?映司くんも今回は顔見せ程度でしたので、次回はこちらの活躍にも期待したいところです。



強化アイテム登場回。シナリオ的にはもうシンプルにパトレンジャーかっこいい!回。
快盗と警察のふたつの顔を持つノエルさん。やはり両勢力の関係性の都合上(メタ的な状況を置いておいても)快盗側に傾いている感はありましたが、人々を守る警察官としてそんなノエルさんも当然助けるパトレンジャー、そしてその姿を受けたノエルさんによる警察4人名乗りは最高にかっこよかったですね。だからこそそこからの戦闘がルパンなのは残念ではあるのですが、やはりこれについては私は文句を言える立場ではないので……
話を変えて、ザミーゴさんも久しぶりに登場ですね。てっきりバングレイ的な中盤の幹部かバスコ的なライバルキャラかと思っていたらあんまり印象のないままずっといるイメージなんですが、そろそろ本格的に絡んでくるのでしょうか。ラスト1クール、楽しみにしております。

大人気(?)おしゃまトリックス再登場のハロウィン回。先行カットで降り注ぐお菓子の図を見たときは「ハロウィンだからみんなを笑顔にするイタズラだったんだ〜」的ないい話が来るのかと思ってたんですが、普通に巻き上げたお菓子落として悔しがってるだけでしたね。これはこれでかわいいので良し。ゲーム側では想定されてないキャラでしょうから曲とかは難しいだろうなぁと思っていましたが、なんか挿入歌で流れ出して笑いました。作詞作曲:澁谷梓希で二度笑った。これからもちょいちょいやってきては失敗してすごすごと帰っていく小悪党が見たいですね。
ところで、雑破先生の担当回はライブ曲が妙に多い印象があります。販促やリソースの都合でそういった回が多く回ってるのかなーと思ってましたが、こう続くと単純に脚本側の特徴なのかも?プリティーシリーズのライブは非常に魅力的な一方で「ノルマ」としての側面もあり、話の流れが中断されてしまう感もあるのであまり多用しない方が個人的には嬉しいかなとは思います。お話自体は面白いんですけどね。