しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ・特撮感想】2018/12/02 ニチアサ感想〜HUGプリ42話・ジオウ13話・ルパパト42話・プリチャン35話〜

 個人的にもおそらく世間的にも、今日のニチアサは実に濃い。というわけで、今週の視聴はHUGジオウルパパトプリチャン。

HUGっと!プリキュア
#42『エールの交換!これが私の応援だ!!』
 ほまれのターンかと思いましたが、どちらかといえばプリキュア側でははなをフィーチャーしての若宮アンリ決着編。カウント方法次第で(セバスとかワッフルとか)さまざまな説が出てくるかとは思いますが、まあザックリとした認識で言えば初の男性プリキュア誕生回ということで、今後も語り草になりそうなエピソードでしたね。プリキュアになるならないを重要視するのもまた違うかもしれませんが、時代の流れもありますし1人くらいいてもいいよな、とは思っていたので素直に喜ばしいことだと思います。
 エピソード自体に目を向けると、やはりアンリに事故に伴う下半身不随という壁をぶつけたのが大きなポイントかと。正直、これまで脚の怪我についてある程度伏線を張ってきたことを考えると唐突さがあるので、別に事故らせる必要はなかったんじゃないかとも思いましたが……強い精神を持つアンリに絶望を与えられる出来事というのはそれだけ理不尽になるのかな、とも。この展開を持ち出したからには安易に回復させたら絶対許さないぞ、とは思っていたのですが、流石にそうしたことをするスタッフではなかったのはひとつ安心したところ。正人と共に、彼らしく生きていける人生を願うばかりです。

#13『ゴーストハンター2018』
 待ちに待ったゴースト回!後編も終わったらまた独立した感想も書きたいのですが、ひとまずの感想としてはタケル殿めちゃめちゃ出てきますね。レギュラー陣との共演も多く、シナリオ的にもソウゴ達と共にアナザーライダー事件を追っている感じが出ていて嬉しい限りです。シブヤは溝口さんのスケジュールの都合か今週あまり出番はありませんでしたが、そんな状況でもご出演いただいたことが嬉しい。その分を埋めるかのように、ナリタはガッツリと不可思議現象研究所の活動に励んでましたね!本編では逆に留守番や別行動の多かったイメージなので、タケルと行動を共にする姿を見られたのがとても良かったです。来週はマコト兄ちゃんも登場し、変身もありそう?な雰囲気ですので、引き続きワクワクしております。

 そして、ジオウのエピソードとして見て。アナザーゴーストは「一度死んで、仮面ライダーの力を与えられて生き返った者」であり、まさにゴーストの”アナザー”と呼べる存在だと思います。妹を想う姿にはマコトの要素も重なっているかもしれませんね。しかし、ライダーの力の矛先が暴走してしまう……というのが、タケル殿が仮面ライダーたる理由であり、アナザーライダーがアナザーライダーたる理由なんだろうな、と。でもアルゴスさんの怒りは正当だと思います💢(ゴーストファン特有の発作)
 えー、話が逸れましたが、アナザーゴーストのキャラクターは歴代アナザーライダーを含めてもなかなかおもしろいものになっていると思います。彼をどう倒し、どう救うのか。そういったところでタケル殿の「レジェンド」さが見られると嬉しいですね。

#42『決戦の時』
 まさにクライマックスな物量でお送りされたVSデストラ決着回。だのにゴーストショックで前半ほとんど集中できていなかったのは申し訳ない限りなんですが、パトレン1号によるロック解除アクションからの一連の流れは流石にかっこよすぎてすっかり心を奪われてしまいました。ルパン3人(レッドはスーパー)+スーパールパンエックス+パトレンU号という最強戦力の並びも興奮しましたし、VSXのCGアクションも大変気合が入っていましたね。
 そして次回はTTFCドラマに出演していた先代パトレン2号・東雲悟が登場!一時ゲストなのか終盤のレギュラーなのかはわかりませんが、いいキャラだったので再登場は楽しみです。

#35『友情、時を超えてみた!』
 えもちゃんの祖母、マーサお姉さんにまつわるエピソード。お婆ちゃん世代の百合、いいですね……。真面目な話、私自身キラキラした夢を追う女子中学生に自分を重ねられる年でもないので(かといって親世代とも言い難いのですが)、上の世代の人物をメインに描かれるエピソードにはグッとくるものがあります。色褪せていて、ミシン目でピリピリと切り取る最初のプリチケと、パキれるようになっている最新のプリチケの対比はまさにえもい……いやエモいシーンでした。
 最後の別れのシーンもまた良くて、時子さんはまた長い研究に向かうわけじゃないですか。以前の別れからずっと会ってなかったことを踏まえると、マーサとはもう……っていう考えも浮かぶんですよね。それでも「またね」と言って別れるその姿がとても素敵でした。さらに言えば、「萌黄くんにもよろしくね」という言葉も。明言はされていませんが、えものお爺さんは今まで出てきていませんし、反応を見るに既に亡くなってしまっているのかな、というようにも見えます。でもそれを敢えて言うことはない……と考えると、なんだか感慨深いものを感じます。この辺り、「大人になってから見ると気づくもの」という気がしていいですね。

 さて、次回は久しぶりのメルティック回。あらすじを見るに新曲の予感もあり、非常に楽しみです。当日はリアルライブもありますので、そこでの披露もあるかも?そしてライブといえばあわよくば2年目の発表も……あって欲しい!期待しています!