しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

【アニメ・特撮感想】2019/02/03 ニチアサ感想〜スタプリ1話・ジオウ21話・ルパパト50話・プリチャン43話〜

 プリキュアさん、代替わりの時期。やいのやいのいいつつ昨年度は『ドキドキ!』以来(!)の全話完走を達成できましたので、今年も1年見ていければいいなと思います。
 さて、そんなわけで今週の感想。

スター☆トゥインクルプリキュア
#1「キラやば〜☆宇宙に輝くキュアスター誕生!」
 個人的には第1話は目新しさもあって評価が甘くなりがちなのもありますが、なかなかポップな雰囲気が出ていてイイカンジの初回だったのではないでしょうか。宇宙船に飛び乗るどころか宇宙に飛び出す(物理)ひかるちゃんはなかなか規格外な印象を受けましたが、敵さんには毅然と立ち向かっていたあたり締めるところはしっかり締めてくれそうな期待もあります。とはいえ、基本はオカルトマニアの愉快な子って感じですね。キャストさんも本職でないということでどうなるかな?と思いましたが、上手いことキャラクターにマッチしているように思いました。
 今年の初期メンバーは4人ということで1話での出番はひかるとララ、変身はキュアスターだけでしたが、流れ星を見つめる他2人のラストで運命感を出してくるのはベタながらワクワクする引き。ちなみに今年はデザインやカラーリング・事前のキャラ紹介・担当キャストとあらゆる面でツボってきたキュアミルキーさんに多大な期待をしています。来週早速メイン回なようなので、楽しみにしたいですね。冒頭文でもちょっと書きましたが、1年間楽しめる愉快な作品になってくれることに期待しています。

 それと、今年からTVerにて見逃し配信が始まったようですね。最近はやっていない作品の方が珍しいくらいですし、間口が広がるという意味でもいい判断なんじゃないかなと思います。てなわけで、とりあえずリンクを貼ってみたり。見逃し配信なので、第1話の配信期限は2/10(日)の8:30までとのことです。


#21「ミラーワールド2019」
 久方ぶりのレジェンド回、龍騎編……と見せかけてリュウガ編とのことですが、とにもかくにも『仮面ライダー龍騎』をフィーチャーしたエピソード。私は龍騎放送当時小学生で、その時に見たっきりなので断片的な記憶とインターネット等で話題にあがる情報程度しか存じ上げませんが、それでも真司の”真司っぷり”はバッチリ伝わってきたのですごいなぁと思いますね。須賀貴匡さん、あんなにハンサムで素敵な年齢の重ね方をされているのにリアクションのひとつひとつにバカっぽさ(賞賛)が溢れているんだものなぁ……
 さて、一方の我が魔王もミラーワールドにて鏡の中の自分とご対面。ジオウの文字デザインはこのためにやってたんじゃないかってくらいミラーワールド映えしますね(笑)。「ソウゴが2人」ネタは2回目じゃん!と思いましたが、劇中でもその辺触れてましたし今回は性格も違うということで、これはこれで前回との違いも楽しめていいのかなと。奥野さんは悪そうなソウゴも楽しそうに演じてらっしゃるな〜と思いました。
 そして来週は強化フォーム登場の模様。時期的には昨年のハザードに相当する……のかな?平成ライダーでは何かと語り草になりがちな「強化アイテムの入手手段」ですが、おじさん経由で受け取るのはそれ自体もさることながら「あれを何食わぬ顔でクジゴジ堂に持ち込むウォズ」「普通に受け取って修理に取り掛かってみるおじさん」をイメージするとなんだかシュールで笑ってしまいました。
 それにしても1日玩具情報解禁、2日発売、3日予告登場ってものすごいスピード感ですね。ネット社会の現代、この辺りの情報の出し方もいろいろ悩みどころなんだろうなあと思ったり。


#50「永遠にアデュー」
 「大事な人を取り戻す」、1年間の快盗のドラマにいよいよ決着。「誰かが倒れようと、残った1人が願いを叶えてみせる」という誓いの元戦っていたはずの快盗たちが、満身創痍で単騎立ち向かっている魁利の元へと集まる。戦いの中で育まれた快盗の絆が感じられる一幕でした。ルパンレンジャーらしいアクロバティックなアクションと大胆なカメラワークの応酬で繰り広げられるザミーゴとの決戦は広々としたロケ地の印象も含めて見応えがありましたが……それだけに残念なのは勝利への秘策。「トリガーマシンには金庫を閉じる能力がある」って、初耳だよ(ね?)ここだけは後出し感が強くてちょっと気持ちが入りきらない部分がありました。1年の間に1回でも見せられてればとてもアツいシーンになっただろうに、実に惜しい……とはいえ、総合的には面白いバトルでしたし、悲願を叶えた快盗3人の喜びようにはこちらもグッと来てしまいました。

 そして、来週の最終回は我らが国際警察の出番。ドグラニオさんとの決戦です。
 ドラマという部分ではだいぶ快盗によっていた感じもあるルパパトですが、だからこそ「世界を守る正義のヒーロー」としての警察の立ち位置の魅力も出たのではないかと思いますし、そんな警察が最終決戦を任せられているというのがたまらなくアツいと思います。「きっと、また逢える」という最終回サブタイトル(時折言っていますが、私は宇都宮作品のサブタイトルのセンスが大好きです)が逆になんらかの離別を感じさせてハラハラしますが、最終回の行く末を楽しみに見守りたいと思います。


#43「チョコ作ってみた!」
 キラッツ家族シリーズ桃山編withおしゃま、みたいな感じで構えてましたが、蓋を開けてみればおしゃまとひかり(桃山家)が7:3ぐらいの比重だった気もしますね。とはいえ、両者ともに魅力が引き出されていて良かったと思います。
 すっかり準レギュラーとして馴染んでいるおしゃまトリックスですが、なかなか扱いの難しいキャラな気はするんですよね。というか、制作陣的には完全に話を引っ掻き回す役回り……言ってしまえばばいきんまんくらいのポジションで出したのがデザインやキャスティングもあって想定外の人気が出てるような気もします。まあ勝手な推測ですが。やや物議を醸したサーバルーム事件を鑑みても、させる悪事にバランス感覚が必要なキャラになったかなあと思っているのですが、今回はなかなか上手く舵取りができていたんじゃないかと思います。つい本来の目的を忘れて素直に手伝っちゃうおバカさとか、それでも結局はイタズラに走っちゃう厄介さとか。メインターゲット層にも身近な話であろう「食べ物で遊んじゃいけません」というところはきちんと叱られていたあたりも、引くべきラインはしっかりと引けていたんじゃないでしょうか。……え?めるめる?……あの子はまあ、わざとじゃないし……

 ところで、私は「ノリでつけたみたいな呼び名」が結構好きなので今回の「姉山」「ママ山」呼びはだいぶ気に入っています。そもそも基準である「桃山」が指すのはひかりなわけですが、視聴者的には 「桃山」=みらい な視点が標準なのでなんだか新鮮な感じがありますね。ちょっといけ好かないクラスメイトに対する呼び方としても苗字呼び捨てはしっくりくるのでいい距離感だなあと。せっかく描写も入ったことですし、デビューとまではいかずともまた小学生トリオの話があっても面白そうだなと思います。

 そしてそして来週はお正月以来の七星あいらさん。出番のたびに「ライブか!?」みたいな話で盛り上がりますが、ゲーム6弾も今週には稼働のようですし、そろそろいつ来てもおかしくないタイミングにはなってきていますね。果たしてライブはいつ来るのか(来ることは流石に確信している)、曲は何になるのか、こちらもワクワクしながら待っていたいと思います。