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正直な話、今回の感想はもう「まりあ先輩がヤバい」の一言に尽きると思います。新キャラの初メイン回ということもありますが、一人だけプリパラの世界から出張してきたような強烈な個性でプリチャンの世界観を塗り替えていきました。……まあ、身もふたもないことを言ってしまえばおそらくテコ入れなんだろうとも思いますが（笑）。
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学園モノであればクラス替えとかも使えそうなネタではありますが、そこまで校内シーンが多い作品でもないですし無難にキラッツ全員同じクラスに。柿栗芋あらため（？）「いもくり・かきっつ」も引き続きクラスメイトとして賑やかしになってくれそうです。メルティックがいればクラス分けで別の組み合わせにしておくことで今後1本くらい学校行事回つくれそうな気もしますけどね。……ところで設定面でのちょっとした疑問ですが、今彼女たちは学校はどうしているんでしょうか？
そして転校生にはまりあがやってきました。教室をデコり、目につくカワイイものに手当たり次第シールを貼り付けていくマイペースさは場の空気を支配する強さを感じます。ヤバさでいえばあじみセンセーや夢川といった先人もいますが、まりあ先輩は周囲を引き付けるカリスマ性があるのがまた厄介ですね……。委員会メンバーに争いが発生したときの対応、特に裏はないと思いますがとても怖かったです（笑）。ちなみに、そんな彼女を見てひとこと「春ね……」と呟くりんかちゃんが切れ味鋭すぎてめちゃくちゃ笑ってしまいました。やや脱線話をすると福田さんの脚本回はピーキーすぎるきらいがあると感じているのですが、時折こういったツボ直撃のネタを出してくるのがやっぱり強いなと。1期でいうと「ミラクルキラッツは……キラッツ隊の敵です！」（14話）が全話通して最も笑った台詞です。
そんなハチャメチャっぷりを披露しながらも、ライブはゆるふわファンシー系でまさに「かわいい～♡」な仕上がり。やってみたはプリティーシリーズ恒例の減価償却で、メルヘンドリームシティが元なあたりキャラとしてはおとはに近い要素もあるように感じました。
まりあの存在自体が2期の新風といったところですが、それ以上にテコ入れ感を覚えるのは桃山さんのキャラクター。前回も1期にはなかったようなグイグイ感が見られましたが、今週は公式サイトのキャラ紹介以外でまともに使われていなかった口癖「キラッと☆」を
そしてラストはメカクレちゃん、もとい「虹ノ咲」さん（54話あらすじより）が落としたジュエルパクトを拾う……という引きで次回へ。来週は第2シーズンのキーパーソンになりそうな彼女にスポットがあたりそうなので楽しみです。
ちなみに虹ノ咲さんは今週も少しだけ台詞がありましたが、声の感じを聞いてもエンドクレジットにキャラ名が出てない点を見てもキャストはやはりだいあ役・佐々木李子さんですかね。そこらへんでフェイントをかけてくるアニメではない気がするので素直にだいあ=虹ノ咲さんかなと思ってはいますが、どのタイミングで掘り下げるのかは気になるところ。わりと早めにやりそうな予感もありつつ、個人的にはだいあというキャラの特異性を考えると1年のクライマックスまで引っ張ってもいいネタかな～と思います。その場合は中盤をどう持たせるかが大事になるわけですが、すずの本格始動、メルティックの帰還、アイランジュ復活、あの子が来てもおかしくないディアクラウンの店長、それに新キャラがもう1人くらいいれば意外とイケるんじゃないでしょうか。あまりキャラを増やしすぎるのも考えものだと思うので、その辺も含めて上手く処理してほしいなと思います。
