しちさん21 (hatena)

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【アニメ感想】『キラッとプリ☆チャン』第55話「キラッとときめき!これがジュエルコーデだもん!」

プリチャンサムネ55
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 シーズン2も始まりすでに1ヶ月、新要素導入編のまとめ回ということでちょっぴり総集編的な要素も含んだお話になりました。まさかの既存曲ライブだったこともありキラッツまわりは意外と小さくまとまったなあという思いもありましたが、一方ですずの出番がこれまでに比べてやや多めだったのが印象的。まりあ先輩との関係性含めまだキャラクターが見えてこない彼女ですが、少しずつ輪郭が明らかになってきたように思います。

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 ディアクラウンの立地が出てきたタイミングから一部層に言われ続けていましたが、配信対決が行われたことでいよいよはす向かいシリーズの様相を呈してきたなと(笑)。めが姉ぇが話の起点になるのは地味に珍しい気がします。登場こそしないものの、先週に引き続き「ディアクラウンの店長さん」の存在感を出していくのも用意が周到だな~と感じました。
 そんな店長さんからのお願いで、まりあ先輩はすずと一緒の配信番組を企画。相変わらずすずには突っぱねられてしまったわけですが、「"かわいい"なら先輩1人で十分でしょ!」という台詞には先輩の"かわいい"を認めている様子も垣間見えます。「かわいい」と評されることを嫌いつつもなんだかんだで先輩を気に掛けるあたり、2人の出会いや過去はやはり気になりますね。明かされるのはすずが本格始動するころ(ゲーム2弾稼働時期くらい?)だと思いますが、考えられるパターンとしてはかつてはまりあも「カッコいい」先輩だったとか……これだとカヅキ先輩とタイガの流れに被ってしまいますけどね(笑)。

 一方のキラッツは、虹ノ咲さんを交えて企画会議を。アドバイスをする際に虹ノ咲さんが一瞬席を外し、入れ替わりにバーチャルだいあちゃんが登場するウルトラマンスタイルがあまりにもわかりやすくて愉快でした。一方的にストーキング見守っていたアンジュさんと比べ、ここまでしっかりキラッツと関わる同世代の女の子だと1年引っ張るのはやっぱり難しいような気もしますが、その分1期とはまた違ったドラマを描ける余地もありそうです。虹ノ咲さんに関していうとえもちゃんと相性がよくなさそうなカットがそこそこ見受けられましたが、これは単にキャラクター造形的にそういう関係になるよねという描写なのか、はたまた今後の布石になるのか……。いずれにせよ、今後この2人にフィーチャーした回も見てみたいなと思いました。

 そんなだいあちゃんからのアドバイスも受け、改めて自分たちを紹介する配信を行ったキラッツ。1期OPオマージュの激突山みらいも懐かしかわいかったですね。個人的な好きポイントはえもちゃんの振り返り映像がどれもこれも全力の笑顔か泣き顔だった点。えもの魅力が良く出ていたと思います。それと、えも・りんか・みらいで紹介BGMが異なっていましたが、それぞれキャラクターのテーマ曲だったりするのかな、と。3曲とも普段から耳に残っている劇伴でありながらも、各キャラのイメージにもよく合っていたと思います。サントラも早めのリリースをお願いしたい。

 そうしてライブに突入したキラッツですが、楽曲はまさかの『SUPER CUTIE SUPER GIRL』。完全新曲は難しいにしても、『TOIMEKIハート・ジュエル♪』の3人版(筐体では3人らしいので)とかで来ると思っていたのでここは少し残念。同時期放送のキンプリもあってスケジュールは厳しいかと思いますが、さすがにそろそろチーム新曲も欲しいところです。
 ライブはチームで行いましたが、その後のジュエルチャンスに突入したのはみらいただ一人でした。年間通しての最終目標である「ダイヤモンドアイドル」が1人しか選ばれない点も含め、2期は個人戦の側面も強めていくのかもしれません。「チームメイト同士であっても争い合う」みたいなスポ根展開はプリチャンのノリに合わない気もするので、どういう展開に落とし込むつもりなのか気になります。シナリオから外れたところで言えば、ソロ曲を多めに用意しても面白いかも。メルティックの3人のソロなんかも聴いてみたいですね。
 それと、ライブがらみで言うと気になっていたジュエルコーデのギラギラ感はアニメCGだとちょうどいい具合というか、映像に馴染むレベルになっていてよかったです。だいあちゃんとの決めポーズ含めとてもかわいかったので、他のキャラクターのジュエルコーデも早く見てみたいところ。1年で10人だと均等にならせばひと月に1人くらいのペースですが、さすがにもう少し変化をつけてくるでしょうか?というか、筐体との兼ね合いになるのかもしれませんね。


【次回予告】


 2期の新要素は今週までであらかた説明し終わり、次回からは日常回に移っていくものと思われます。まずはまりあ先輩×えものエピソード。まりあの掘り下げもそうですが、実はえも本人の掘り下げがあるえも回があまりないので、セットで描いてくれると嬉しいですね。ゲストに幼女キャラを持ってくるあたり、「ちょっといい話」にも持っていけそうなのが期待大。ある意味日常回が本番なのがプリチャンの作風でもあるので、導入編のいいスタートのまま盛り上がっていってもらいたいと思います!