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プリマジの構成は全体的に『レインボーライブ』を踏襲している印象があるのですが、それでいうと今回はRLの50話を思い出すような展開でした。タイミング的には少し早いので、「ここから先はさらなる展開をしていくぞ」という意識もあるのかも?
#41 『プリマジ、マジ終了!?』
脚本:土屋理敬、絵コンテ:室谷 靖、演出:伊藤 浩魔法界から帰ってきた道人さんによって、これからの展開が整理されました。ジェニファー、もといアポローンによって全てのコーデが封じられる中、残されたエレメンツコーデを使うことでユーフォリアレビューを行う……というのが最終クールの流れになりそうです。エレメンツコーデを持っていないまつりはこれに参加することができないのですが、それを逆手にとって「みんなを応援するプリマジ」という形でまつりだけのパフォーマンスに繋げたのは上手かったなと思います。まさに主人公らしい活躍でした。
コーデが封じられ、魔法も使えない状態において、みんなからの手作りのコーデでパフォーマンスに挑むまつり。作中の基本ルールとは異なるイレギュラーなコーデはやはり燃えますね。文字通りのパッチワークで、黒い部分が良いアクセントになっている気がします。モノトーンな印象になって、デザイン的にも魅力的なコーデだったと思います。そしてライブシーンはお馴染み『マジ・ワッチャパレード』……の、2番!耳馴染みはありつつ新鮮さも出していて、下手に新曲を用意するより良いサプライズかもしれません。新規の振付もあり、けっこう手間もかかってそうな気がしますね。
また、今週のドラマのひとつの軸になっていたのが「道人の帰還」。主人公の親が重要キャラの場合、終盤まではどこかを放浪しているというのは定番パターンのひとつですが、帰ってきたときに一般家庭の温度感でちゃんと怒られるのは意外と珍しいかも?必要な説教をしつつ、譲るところまでは譲歩する英吉のキャラが際立つ展開でもありました。このクライマックスが終わったら、揃って暮らす陽比野家の日常なんかも描かれたらいいなと思えるワンシーンでしたね。