しちさん21 (hatena)

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【アニメ感想】『ワッチャプリマジ!』第47話「マジか!間近に迫るフェス!」

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 予定されていたヘブンズ化チャレンジも無事全員成功し、いよいよユーフォリアレビューを控えるのみ……というところで、まずはその準備回。再びのライブ集エピソードでもありました。

#47 『マジか!間近に迫るフェス!』

脚本:村山 功、絵コンテ・演出:渡辺健一郎

 ライブ総集編回は10話(オフ会)、22話(ウンディーネ先生の特番)、39話(灼熱ドリーマー)に続いて4回目。これまでと比べると、良くも悪くも総集編に特化したシナリオでは無かったですね。イベント的には「最終決戦の前の気合入れ」に当たる回なので不自然ではないんですが、どうせなら本当にライブを全く無しにした方が全体の構成的には映えたのかな……という気はします(これは既に先の話まで見てから感想を書いているから思うことでもあるんですが)。物語的にも、ここ数週の流れを再確認する形になったのでちょっとクドさが出てしまったのが残念。
 そんな中で前に進む内容だったのは、唯一ヘブンズ化ができていなかったまつりが最終決戦、ユーフォリアレビューに参加するためのお膳立て。英吉の言う「神輿の上の景色を知っちまった」という表現はなかなか洒落ていて良かったですね。ファンタジックかつシリアスな要素はたくさんあるものの、華やかな世界でもあるプリマジ。一度味わったらもう戻れないような、そんな魅力があることを今一度思い出せる台詞だったと思います。エレメンツとの関わりこそないものの、相棒であるみゃむとの関係値は(主に序盤に集中してはいたものの)誰よりも濃く描かれていたまつりだからこそ、みゃむの献身によって最後の活躍につながるのも自然な流れ。最後には1話のリフレインもあり、本当にクライマックスに突入するんだなと感じるエピソードでした。