「Hayami Saori Special Live 2023 Before Dawn－夜明けに君と」
— 早見沙織 Official (@hayami_official) 2023年1月2日
終了いたしました！
会場にお越し頂いた皆さま、配信でご覧頂いた皆さま、ありがとうございました。いま、胸がいっぱいです。
配信アーカイブもございますのでぜひに！
そしてアルバム&ツアーもお楽しみに！（早）#BeforeDawn pic.twitter.com/GoEmfDALPJ
前日のHey! Say! JUMPから、2日続けて水道橋。東京ドームから東京ドームシティホールへと移り、早見沙織さんのライブへと行ってきた。2019年以来の有観客公演ということで、本当に久しぶり。2020年からもいろんなライブイベントに足を運んではいたけど、早見さんのライブはいわゆる声優現場の中だとちょっと違った趣向をしている。光物なども使わず、音楽に身を預ける感覚がなんだかとても懐かしかった。
セットリストはこれまで有観客ライブでの披露が出来ていなかった楽曲が中心だった。スマイルカンパニー所属者を筆頭にした作家陣に大きな魅力を感じている人間としては（2ndアルバムより後のリリースに多い=今回軸になっていた）外部クリエイターの参加曲は刺さる刺さらないが割れているのだけど、ことライブとなるとやはり生演奏・生歌唱の魅力を味わえるのでどの曲も満足度が高い。ちなみに、「刺さる」側の曲としては「yoso」「garden」「PLACE」あたりが該当するので、やはりこれらが強く印象に残っている。ジャズシンガーさながらのアドリブを多用する歌唱も、早見さんのライブならではでとても楽しかった。初期アルバムからは概ね定番曲が並ぶなか、「NOTE」は割と久しぶりの披露だったんじゃないかという気がする。個人的には早見さんのソロ曲の中でもトップクラスに好きな曲なのだけど、セットリストの予想には入れていなかったので嬉しいサプライズだった。考えてみると、「朝がはじまる」という歌詞は夜明けにピッタリだったね。
アンコールのタイミングでは、3rdフルアルバムのリリースとそのアルバムを引っ提げてのツアー開催も発表された。やはりフルアルバムと全国ツアーこそアーティストの醍醐味だと思うので、いよいよ本格再始動という感じがして非常に嬉しい。先行シングルを考えるとバランスが難しい気もするけど、そこをどうクリアしてくるのかも楽しみにしている。
少し注文を付けると、今回は早見さんのライブで印象的だった「楽曲中のバンド紹介」と「スタンディングパート（通称：流血パート*1）」が無かったのが寂しかったので、ツアーではこの辺も久しぶりに楽しみたい。特に後者に関しては、平坦なアリーナで全編着席だとステージが見にくいなという気付きもあったので、今の路線は保ちつつ適度に立ち上がって楽しめるようなノリもまたあったら嬉しいなと。そんな期待も含め、詳細の発表を楽しみにしていよう。
*1:「立ち上がることで血の巡りを良くしましょう」という主旨で「血を流しましょう」と発言した過去のMCに由来
