しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

22/7 #白沢かなえ卒業スペシャル 公演を見た

 
 
 
 
 
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A post shared by 白沢 かなえ(しろさわ かなえ) (@__shiro227)

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公演のこと

 ライブはあか姉のキャラソンに始まり本編ラストの「地下鉄抵抗主義」へとつないでいく、白沢かなえをフィーチャリングしつづける構成。中でも「キウイの主張」のかなえるラップは今回限りのスペシャル感があって、大きな見どころだった。

 「空のエメラルド」→「曇り空の向こうは晴れている」を筆頭に単純に好きな曲も多かったし、「いつの間にSunrise」「僕は今夜、出て行く」「ヒヤシンス」と、これまでの卒業メンバーに向けて作られた曲たちが改めてかなえさんの卒業に向けられるのがとても良いセットリストだった。卒業メンバーたちの想いをグループとしてまた背負うようでもあり、そこにかなえさんの気持ちも重ねて乗せるようでもあり、ね。Sunriseに関しては「君はMoon」と並べたのも綺麗だった。

 順番が逆になっちゃうけど、昼の部も「覚醒」ラストの台詞をはじめとしてかなり気合を感じた……ラップバトルも想像以上に楽しくて、昼夜ともども良いライブだった。

卒業のこと

 ナナニジメンバーの卒業公演を見るのは4回目、つぼたち5人が卒業のキャラクターライブを含めると5回目だろうか。ちょうど先ほど(7/29放送)の計算中でらんらんが言っていたように卒業自体は珍しいことではなくなっているけれど、でも一つ一つが理由も感情も違うものだよな、と思う。特に今回はかなえさんが卒業後の芸能界引退を公言していることも手伝ってか、より寂しい気持ちがある。

 メンバーの卒業を何度か重ね、後輩メンバーが入ってきた時点でナナニジは明確に「形を変えながら続いていくグループ」になった。1期生は変則加入の詩ちゃんを含めても残り4人。もちろん積極的にそうなって欲しいと思っているわけではないけど、いよいよ全員の卒業というのも現実味を持って頭によぎるようになってきたのを実感してしまう。ただ、逆に言うとそういう変化を経た今だからこそ、なおのこと1期生はいろんな苦楽を共にしてきた戦友のように見える。今残っているメンバーも、既に卒業したメンバーもね。かなえさんから同期の面々にかける言葉も、見送るメンバーの表情も、すごく感じるものがあったな……。

 寂しい気持ちはあるけれど、僕から言えることはやっぱり「アイドルでいてくれてありがとう」しかない。あか姉のこともかなえさんのことも、まだまだ忘れない自分でいたいな。