しちさん21 (hatena)

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【アニメ感想】『キラッとプリ☆チャン』第67話「まりあとすず!ついにグループ結成!?だもん!」

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 ディアクラウン所属のプリチャンアイドル、まりあ先輩とすず。2期新キャラとして登場し、少しずつ距離を縮めてきた彼女たちにもいよいよグループ結成のタイミングがやってきました。というわけで、2話かけて描かれた「リングマリィ」結成編、まずは前編67話の感想から。

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 前後編ではありますが、実は前編67話ではまりあとすず2人の関係性に限って言えば特に変化はなかったような気もします。かわいいすずちゃんといっしょにグループを組みたいまりあと、自分自身がかわいくなることにはまだ抵抗のあるすず。そんな2人の関係性を改めて強調するエピソードでした……と言いつつ、次回68話ではまた別の障壁が登場するわけですが。

 では今回のトピックはなんだったかと言えば、まりあ&すずと虹ノ咲パイセンの初交流だったのかな、と思います。ユニット結成の足がかりとすべく企画されたかわいい向上委員会の配信にて、撮影役を担当することとなった虹ノ咲さん。さらにまりあからの要望として、彼女の暴走を止める、すずに対して場をつなぐような役割を任されました。ほぼ初対面の面々の中でなかなか厳しい役回りだったのではないかと思いますが、期待に応えようと意を決したような表情や縮こまりながらも先輩としてアドバイスをする様子など、珍しい姿が見られた1話でした。めるのジュエルチャンスの際は直接的な絡みがないままだったのが残念だったので、こうして主要キャラとの交流、そして本人の成長(?)が久しぶりに描かれて嬉しいところ。

 今週のライブはまりあとすず、それぞれのソロ。互いに自身の「かわいい」「カッコいい」思いを伝えようとしたライブでしたが、すずに「かわいい」への思いを納得させることはできず、グループ結成は先送りに……という流れでした。どちらも相手を評価しているのは確かなんですが、それが自分自身にとっても好ましいとは限らない。特にまりあ先輩は押しの強い人ですが、それだけではグループを組むことはできない、ということを再確認したエピソードでした。
 というわけで、次回への「タメ」の要素が多かったプリチャン67話。グループ結成に向けた障壁もそうですが、ウサギさんコーデに秘められた真意やカフェに残したメッセージなどの布石も盛りだくさん。それらがどう回収されたのかは、次回68話の感想で!