しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

2023/02/11 #超次元音楽祭 2023 DAY1に行った

ブログ ライブ・イベント感想

 

　入野自由くんの生ライブが見られるらしいと聞いて、一も二もなくチケットを取った超次元音楽祭のDAY1。みゆくんに限らず、トークパートを含めて全出演者がもれなく楽しませてくれた良い公演だった。いつになくピュアな感想だけど、個人的にもはじめましてのアーティストさんが複数いたりして、いろんな界隈が交流している感じがすごく好きだったなあ。アニメタイアップを意識しすぎない声優アーティスト中心のフェス、最近たまに見かけるけどなかなか良いものなのかもしれない。今回は男性声優メインの中に女性声優やアーティスト、コンテンツ系もちょこちょこっと入ってくるくらいの比率で、そこも自分のツボを押さえたバランスだった。

 

  • ギルドロップス

　いつの間にかシレっと追加されていたオープニングアクト。そういえばBSフジの番組のユニットだったね。開始時刻がはっきり告知されていなくて、パラパラ入場してくる人がいる中でのパフォーマンスだったりとオープニングアクト特有の大変さがありそうだったけど、そういう経験が強みになるときがくる、のかもしれない。

　あまり詳しくはないけど、リーダーが「おへんろ。」でメインキャストをやっていた江原裕理さんなんだよね。というのがあるので、ペンライトは黄色にさせていただきました。

 

　噂通り、MCが愉快。ライブで見るのは初めてだったんだけど、曲の中でジャンプだったりウェーブだったりがあるよってのを事前に練習させてくれて、トップバッターとして盛り上げてくれてとてもありがたかった。その練習のくだりも、1曲目からうっすらドラムの演奏を切らさずにやっていたのが良かったな。あれがあるとないとで結構違う気がする。セットリスト的には唯一知っていた「KINGS」が懐かしかったし、最後は知らなくても「シドニアの騎士の曲か！」ってわかるコールアンドレスポンスが楽しかった。

 

  • R3BIRTH

　ブシロード15周年の時もやってたし、繚乱はフェスに行くときの定番になりそう。ショートで出来て、盛り上がりが約束されていて、何より自己紹介曲だからまさにうってつけだよね。R3BIRTHは曲数が比較的少ない分、全部突っ込むっていう判断が出来たのも良かった。全速ドリーマーの筋トレに参加するのは初出しのファンミ以来。いつの間にやら持ち曲というか持ちネタになってるのが愉快だった。

 

　後から見たら、セットリストの4曲がそのままSpotifyの人気曲上位4つだった。フェスに持っていく曲としてあまりにも正しいね。個人的には「ダイスキ。」がひときわ好きで、1曲目に来そうだな……と思ってたらまさにそのタイミングで来たのがすごく気持ちよかった。女性ソロだと唯一の出演なので比較的アウェーな現場だったかもしれないけど、アイドル的な可愛さと歌の上手さが両立していて女性ウケも良かったんじゃないかしら、と勝手に思っている。

 

　今回のMVPだったと思う。キンプリでタイガとしては見たことがあったけど、ソロのパフォーマンスを見るのは初めて。最初の方は事前に聴いていた曲の印象の通りのダンスでクールに決めたかと思ったら、直後のMCでは歓声に喜ぶ様子が誰よりもピュアでとっても可愛かった。その後はシンプルなコールアンドレスポンスの曲だったり、左右にペンライト振って楽しめる曲だったりと初見に優しい選曲で締めくくってくれたのがノリやすくてありがたかったなあ。

 

※アーカイブは2/14まで！

 

　今回の目的！事前にセットリストは自分でも予想をしたり人の予想を見たりしていて、その期待を外さない選曲だったと思う。フェスだとスローテンポの曲をやるのはどうだろうと思っていたのでAliveは予想外だったけど、終わってみればそこに直球で飛び込んでいくのがアーティスト・入野自由のカラーなのかなという気もした。逆光でシルエットになる演出もカッコよかった～。もちろんそれだけでは終わらず、S.H.E.と確かにそうだで締めくくるのはしっかりフェス向けのセットリストだった。Kiramuneはもう少し外向けに広がってもいいんじゃない？という思いもあるので、こういう外部のフェス出演も全般的に増えていったら嬉しいな。

 

　フェス自体そんなに行くわけじゃないんだけど、トークパートがあるのって珍しいのかな？TV番組発のイベントならでは特色だったりするのだろうか。長時間のイベントの中で程よく身体を休ませられるパートで、結構ありがたかった。タイムテーブル的にはトークとしか聞いていなかったので最初は刀剣男士の皆さんが出てきて「？」が浮かんだけど、トークとは別枠でってことだったんだね。彼らは世界観もありそうだし、いい分け方だったんじゃないだろうか。

　トーク内容は事前アンケートの内容に沿って一組ずつテーマトーク。バラエティ慣れもしていて、既にバナナマンとも関係値が積みあがってそうなマモが積極的に絡んでくるのが面白いというか流石というか。マモ・みゆくん・祐くんの並びがやっぱりよく目立ってはいたけど、どのアーティストのテーマでもしっかり該当の人を立てつつ盛り上がってるのが良かった。全体的に祐くんのリアクションが大きくて、位置的にカメラで抜かれることも多かったのでずっと可愛かったな。

 

　これまで通ってこなかったジャンルなんだけど、ここまで別界隈だと逆に楽しくなってくるな！っていうパターンのやつ。全編キャラクターでやり通しているのも楽しいし、大人数+アンサンブルでのダンスはとても華があった。ソロ？の曲を立て続けにやってからの最後の曲がクライマックス感のある盛り上がりで、いい曲だったなあ。いちばん目立っていたのはヒューマンビートボックスの人。低音ボイスと迫真の真顔がおもしろくてカッコよかったです。

 

　曲もパフォーマンスも圧倒的で、まさにエンターテイナー。特に、ULTRA FLYの盛り上がりはすごかったね。最後のポーズはゼロだったよね？？

　男女問わず歓声が飛び交っていたのが印象的で、いろんな層が目立ったこの日のトリに相応しいアーティストだった。

 

　マモが終わったら本当にそのままスッと終わり（規制退場開始）だったのはやや味気ない感もあったけど、総じて高い満足感のまま会場を後にできた。フェス系はどうしても出演者次第にはなるけど、次回の開催も機会があれば足を運んでみたいなと思える1日だった。