青山吉能BirthdayLIVE「 #されど空の青さを知る 」、昼・夜公演全ッ力で駆け抜けられました!!!!!!
— 青山吉能 (@Yopipi555) 2023年5月13日
心置きなく2n歳になれそうです🥹
ライブって楽しいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!#され青 にて感想戦、対よろです。 pic.twitter.com/4rx7ilrYGF
【#青山吉能】
— テイチクエンタテインメントJ-POP💿 (@teichikujpop) 2023年5月13日
早くも #され青 映像化決定💎
7/26(水)に『青山吉能 Live Blu-ray #それでも空の青さを知る(仮)』をテイチクオンライン限定でリリース🎊本日行ったBirthday LIVEを収録🎥6/30(金)23:59迄にご注文頂くの方には複製コメント入りL判ブロマイドをプレゼント🎁https://t.co/hEp0Z72DeD pic.twitter.com/eN3F6JZL7m
昨年に引き続き横浜ランドマークホールで行われたバースデーライブ。今年はアーティストとしてのアルバムリリース後なので昼夜ともにフルサイズでのライブイベントだったけど、それぞれでガラッと構成を変えてくるのは(去年語っていた)ポリシーと一致しているので、その一貫性がなんだか嬉しくなったり。
■昼の部
#され青 昼の部開場しました!!
— 青山吉能 (@Yopipi555) 2023年5月13日
うおおおおおおお高鳴る鼓動でわかるよ〜〜!!!!! pic.twitter.com/wt7s2ODFH2
昼の部はほぼほぼアルバム通りの曲順。ライブ的には勿体無いような気もしたけど、今の持ち曲で昼夜変えるなら片方はそうなるか、と遅れて納得。アルバムの並びということはすなわち考え込まれた曲順ということでもあるので、聴く分には非常に良い並びだった。
プラスアルファ(アルバム外の曲)その1として、「ツギハギ」の後にはカバー曲をいくつか。「家族の風景(ハナレグミ)」では、曲入りのタイミングで「皆さんは家族を大切にしてますか?私はしてます」と真っ直ぐに言い切っていたのがなんだか素敵だなと感じた。「glow(keeno)」はボカロ曲らしいんだけど、聴いていてそんな感じが全然しなかったのでビックリ。
衣装替えのタイミングではバンド演奏によるつなぎがあり、こういうのも生バンドの強みだなあと感じるところ。演奏していたのは「tell me a bedtime story」という曲らしいのだけど、恥ずかしながら存じ上げず。こういうのがスパッとわかると教養があってカッコいいんだけどなあ……と自分に苦笑いしてしまうシーンではあった。カバー曲も原曲を知らなかったので、今更といえば今更なんだけどね。
後半にはもう一つプラスアルファで、「転がる岩、君に朝が降る(ASIAN KUNG-FU GENERATION)」をカバー。結束バンドの後藤ひとりとしてではなく、青山吉能としての力強い歌唱がまた違った魅力を生み出していた。ぼざろは何かやるかもと思っていたけど、転がる岩は逆に(?)予想から外していたのでサプライズを味わえたのもラッキーだった。
転がる岩もかなりクライマックスに相応しい曲なので軽く泣くくらいだったけど、そこからの畳み掛けは本当に圧巻としか言いようの無い流れだった。「透明人間」「Page」「たび」。曲調的にもアーティスト活動におけるポジション的にもエンディングを飾れるだけの楽曲を立て続けに浴びて、今年イチくらいの満足感があったように思う。
昼の部のオーラスはアルバム曲で唯一曲順をズラしていた「STEP&CLAP」。これは前々からライブを意識して作った曲ということで、立ち上がってのクラップが本当に楽しい曲になってるのを肌で感じられた。壮大なボスラッシュを超えて、ハッピーな気持ちで〆るので後味もスッキリ。総じて素晴らしいライブだった。
■夜の部
さて!
— 青山吉能 (@Yopipi555) 2023年5月13日
間も無く #され青 夜の部です🌉🌉✨
雨も上がってよかった〜!!!!
お待ちしてます〜!!!!!ドキ〜! pic.twitter.com/4S3fgFer3I
夜はガラッと構成を変えているので、アルバム曲もライブ用の曲順に変更。こういうのもやっぱりライブの妙だなあと思う。個人的にはアルバムだとMandalaがイチオシなんだけど、昼夜ともに前の曲からの流れを受けて冒頭パートの盛り上げ役を担う万能ぶりが素晴らしいなと思った。
アルバム外からの選曲もガラッと変えて、まずは『コトダマン』のキャラソン 。アプリと楽曲の知名度に対してかける熱量があまりにも大きいのが素敵。とりあえずDL済みです。そのほか、中盤では昼の部に続いてのアジカンカバーで「鎌倉グッドバイ」を披露。これは開催地・横浜ゆかりの選曲ということらしい。そこから、WUGソロツアー曲の「わたしの樹」「解放区」と続いた。自分もワグナー由来の端くれではあるけど、やっぱりこの2曲への思い入れが強い人が多いのは会場の反応でもよくわかる。わたしの樹の後のすすり泣きも、解放区でのスタンダップもね。
「透明人間」で本編を締め括った後はアンコール。事前に呼びかけのあったバースデーサプライズがまだだったから「予定してない」と言われても「またまた〜笑」と思ってたけど、MCの感じだとライブ構成的には本当に予定なかったのかな。「本編の〆」と「アンコールの〆」で2回〆られるからアンコール前提の構成も嫌いじゃないけど、本編で全部やり切りたいという気持ちは分かる。実際昼の部はアンコール無しで十分に満足したしね。と言うわけで最後の曲は予定が無く、客席からのリクエストで「転がる岩」に決定。ここは正直テイチク曲にした方が綺麗だったんじゃないかなと思いつつ、仮に自分が夜だけだったら転がる岩も聴きたかったな〜とはなりそうなので……どちらにせよ今後はカバーも少なくなっていくだろうし、今だけのこととして楽しめばいいのかな。
■総括
昼/夜の感想では主にアルバム曲以外の選曲について書いたけど、前提としてアルバム曲を中心にしたライブパフォーマンスがすごく良かった。安定感もあり、かつ気持ちもバツグンに籠った生歌は流石だし、当たり前のように全曲バンド演奏なのも贅沢。バンドメンバーも昨年と同じチームで、チーム感もさらに増していたように思う。MCなんかも基本的にくだけた話し方で、それでいて進行がグダグダになりすぎることもないので、楽曲以外でも満足度は高い。あと、「過度な発声はご遠慮ください」の線引きが自分好みのラインだったのも、正直かなり良かった。この辺は人それぞれの好みでしか無いんだけど、今回くらいの雰囲気が続くと個人的には今後も行きやすいなあとは。
たびたび言及もあったけど、昨年のバースデーライブに比べてさらに客足も増えていて、そんな中で昼夜ともに見ることができたのはとにかく幸運だった。今後は変わらぬ魅力のまま、さらに大きい会場でパフォーマンスを見られるのを楽しみにしたい。