10月最終週の放送とあって、1年番組らしくハロウィン絡みのエピソードに。ハロウィンと言えばイタズラ、イタズラと言えば……ということで、みんな大好きおしゃまトリックスも大活躍です。
＊ ＊ ＊
開幕メタな話ですが、「ハロウィン回なのでおしゃまをフィーチャー」という話づくりと相反するのがプリティーシリーズに存在する毎週のCGライブノルマ。リソースが有限な以上、そうホイホイとおしゃまにライブはさせられません。まあ個人的にはリソース以外の面でもあまりおしゃまライブを望んではいないのですがそれは後述するとして……誰かがステージを担当する必要があるので、それを話の中にどう自然に組み込むかというのが大切になってくるわけです。
というわけで今回は、おしゃま回と言いつつその実メルティック回でもある、という構成になりました。さすがにおしゃまほどではない（というかおしゃまメイン回って登場回とそれこそ去年のハロウィンくらい？）ですが、メルティック回もしばらく見ていなかった印象だったので、これは嬉しいところ。チーム新曲についてはアルバムの曲数からもまああるだろうとは踏んでいましたが、このタイミングでの解禁はなかなかのサプライズでした。過去2曲（チョコッティも加えると3曲）ともまた違った雰囲気でありながら、相変わらずの名曲。プリチャン楽曲に外れ無し！
メルティックとおしゃまは以前から因縁のある間柄なわけですが、それだけでなく「喧嘩した友人との仲直り」という要素を結び付けて両チームを取り上げる話づくりも上手かったと思います。というか私はメルティック再結成回が好きすぎるので、回想されるとそれだけで評価高くなってしまう（笑）。とはいえ真面目に、メルティックの面々がイタズラばかりのおしゃまを気に掛ける理由がひとつ用意されているのは良かったですね。
そのほか、ところどころに昨年のハロウィン回（30話）のセルフオマージュを感じられたのも好きなポイント。そのものズバリ昨年のボロコーデが再登場していたのもそうですし、何より「裏の目的を持って偽の大会を開催する」という流れは言ってみればメルティックからおしゃまへの仕返しという形です。近々にフェニックス杯なんかもあったので、この行動の自然さが増しているのも上手いところ。ただのライブ対決ではないアトラクション的な要素は1期のスペシャル大会予選（特にオータム）を思い出して懐かしい気持ちになりました。一方で、昨年は登場していなかったリングマリィとおしゃまの絡みはとても新鮮。両チームともニコイチな側面が強いユニットなので、喧嘩だったり作戦のためだったりとはいえ今回別の組み合わせが見られたのは面白かったです。あまり気にしてませんでしたが、この2組は近いカラーリングの組み合わせなんですね。仮ユニット結成までの流れも、実直な性格がにじみ出るすずとかわいいオーラ全開なまりあ先輩とでそれぞれ個性が出てたかと。
おしゃまの気球からお菓子がばらまかれるオチはこれも昨年同様ですが、これはこれでおしゃまからあんなへの「お返し」になっているのがとても良き。両者ともに「素直じゃない」思いやりと感謝の応酬は、傍から見るぶんにはとてもかわいいものですね（笑）。また、このオチに関して言うと決しておしゃまを「改心」とか「反省」みたいな方向には持っていかないのが嬉しいポイント。バランス取りは難しい部分でもありますが、おしゃまの小悪党な立ち位置はこれからも保っていってほしいなと思います。
と、おしゃまの扱いについて触れたところで、最後におしゃまライブに関する個人的な意見についても。1期総括感想なんかでも言ったのですが、私は今のおしゃまの「ライブはしない（=メインキャラ、販促キャラではない）けれど出番と存在感はそれなりにある」という状態がかなり好きなんですよね。みんながみんなライブで歌うのではなく、いろんな立ち位置のキャラがいた方が好みなので。そういう意味では、これからもなるべくライブは無しでいてほしいかな……？というのは正直ちょっと思ってます。ただ、シリーズ10周年も近づく中、コンテンツ全体に目を向けるとおしゃまが中途半端な立ち位置にいるのもやや都合が悪いかもな、という気も。具体的な例で言うと、プリチャンのライブが毎回プリパラと合同になっているのはプリチャン単独だとi☆Risが揃えられないのも理由の一つとしてあるのかなと思ってるんですよね（憶測でこういった話題を展開するのは無礼だとは思いつつ……）。他にも、仮にオールスター企画等をやるのであれば曲とCGがあるのとないのとでは出番が変わってくるだろうとも思いますし。そういう諸々を鑑みると、おしゃまのライブというのもアリなのかなという風に思えてきたのもまた事実です。もちろんやれる前提で話しているのがそもそも皮算用なんですが（笑）。
これらを総合して、落としどころとしては「伝統（！？）の最終回サプライズ枠でおしゃまがライブ」とかがベターかな、というのが今の個人的な意見です。2シリーズで伝統も何もないですが、RL51話（プリティーリズムシリーズレギュラー放送ラスト）のOver the Rainbow、アイドルタイム51話（プリパラシリーズ最終回）のWITH＆マイドリ交換ライブみたいなサプライズ枠はプリチャン最終回でもあったら嬉しいなと思っていて。男子新作の流れで言うとアローズになるんですが、ちょっと立ち位置としては弱いかなと（笑）。もちろんキャラとしては解散芸含め好きなんですが、出番があまりないので。その点、おしゃまのライブは求めてる人も多いですしタイミングとしてはちょうどいいんじゃないかなと思っている次第です。
とはいえ、これももちろん皮算用。まずはライブ云々あまり考えず、これからも定期的におしゃまの出番があることを期待しておきたいと思います。
開幕メタな話ですが、「ハロウィン回なのでおしゃまをフィーチャー」という話づくりと相反するのがプリティーシリーズに存在する毎週のCGライブノルマ。リソースが有限な以上、そうホイホイとおしゃまにライブはさせられません。まあ個人的にはリソース以外の面でもあまりおしゃまライブを望んではいないのですがそれは後述するとして……誰かがステージを担当する必要があるので、それを話の中にどう自然に組み込むかというのが大切になってくるわけです。
というわけで今回は、おしゃま回と言いつつその実メルティック回でもある、という構成になりました。さすがにおしゃまほどではない（というかおしゃまメイン回って登場回とそれこそ去年のハロウィンくらい？）ですが、メルティック回もしばらく見ていなかった印象だったので、これは嬉しいところ。チーム新曲についてはアルバムの曲数からもまああるだろうとは踏んでいましたが、このタイミングでの解禁はなかなかのサプライズでした。過去2曲（チョコッティも加えると3曲）ともまた違った雰囲気でありながら、相変わらずの名曲。プリチャン楽曲に外れ無し！
メルティックとおしゃまは以前から因縁のある間柄なわけですが、それだけでなく「喧嘩した友人との仲直り」という要素を結び付けて両チームを取り上げる話づくりも上手かったと思います。というか私はメルティック再結成回が好きすぎるので、回想されるとそれだけで評価高くなってしまう（笑）。とはいえ真面目に、メルティックの面々がイタズラばかりのおしゃまを気に掛ける理由がひとつ用意されているのは良かったですね。
そのほか、ところどころに昨年のハロウィン回（30話）のセルフオマージュを感じられたのも好きなポイント。そのものズバリ昨年のボロコーデが再登場していたのもそうですし、何より「裏の目的を持って偽の大会を開催する」という流れは言ってみればメルティックからおしゃまへの仕返しという形です。近々にフェニックス杯なんかもあったので、この行動の自然さが増しているのも上手いところ。ただのライブ対決ではないアトラクション的な要素は1期のスペシャル大会予選（特にオータム）を思い出して懐かしい気持ちになりました。一方で、昨年は登場していなかったリングマリィとおしゃまの絡みはとても新鮮。両チームともニコイチな側面が強いユニットなので、喧嘩だったり作戦のためだったりとはいえ今回別の組み合わせが見られたのは面白かったです。あまり気にしてませんでしたが、この2組は近いカラーリングの組み合わせなんですね。仮ユニット結成までの流れも、実直な性格がにじみ出るすずとかわいいオーラ全開なまりあ先輩とでそれぞれ個性が出てたかと。
おしゃまの気球からお菓子がばらまかれるオチはこれも昨年同様ですが、これはこれでおしゃまからあんなへの「お返し」になっているのがとても良き。両者ともに「素直じゃない」思いやりと感謝の応酬は、傍から見るぶんにはとてもかわいいものですね（笑）。また、このオチに関して言うと決しておしゃまを「改心」とか「反省」みたいな方向には持っていかないのが嬉しいポイント。バランス取りは難しい部分でもありますが、おしゃまの小悪党な立ち位置はこれからも保っていってほしいなと思います。
と、おしゃまの扱いについて触れたところで、最後におしゃまライブに関する個人的な意見についても。1期総括感想なんかでも言ったのですが、私は今のおしゃまの「ライブはしない（=メインキャラ、販促キャラではない）けれど出番と存在感はそれなりにある」という状態がかなり好きなんですよね。みんながみんなライブで歌うのではなく、いろんな立ち位置のキャラがいた方が好みなので。そういう意味では、これからもなるべくライブは無しでいてほしいかな……？というのは正直ちょっと思ってます。ただ、シリーズ10周年も近づく中、コンテンツ全体に目を向けるとおしゃまが中途半端な立ち位置にいるのもやや都合が悪いかもな、という気も。具体的な例で言うと、プリチャンのライブが毎回プリパラと合同になっているのはプリチャン単独だとi☆Risが揃えられないのも理由の一つとしてあるのかなと思ってるんですよね（憶測でこういった話題を展開するのは無礼だとは思いつつ……）。他にも、仮にオールスター企画等をやるのであれば曲とCGがあるのとないのとでは出番が変わってくるだろうとも思いますし。そういう諸々を鑑みると、おしゃまのライブというのもアリなのかなという風に思えてきたのもまた事実です。もちろんやれる前提で話しているのがそもそも皮算用なんですが（笑）。
これらを総合して、落としどころとしては「伝統（！？）の最終回サプライズ枠でおしゃまがライブ」とかがベターかな、というのが今の個人的な意見です。2シリーズで伝統も何もないですが、RL51話（プリティーリズムシリーズレギュラー放送ラスト）のOver the Rainbow、アイドルタイム51話（プリパラシリーズ最終回）のWITH＆マイドリ交換ライブみたいなサプライズ枠はプリチャン最終回でもあったら嬉しいなと思っていて。男子新作の流れで言うとアローズになるんですが、ちょっと立ち位置としては弱いかなと（笑）。もちろんキャラとしては解散芸含め好きなんですが、出番があまりないので。その点、おしゃまのライブは求めてる人も多いですしタイミングとしてはちょうどいいんじゃないかなと思っている次第です。
とはいえ、これももちろん皮算用。まずはライブ云々あまり考えず、これからも定期的におしゃまの出番があることを期待しておきたいと思います。
【次回予告】
次回はみたび開催、だいあフェス。「最後の～」というサブタイトルの意味するところも気になります（そんなに深い意味はない可能性もありますが）が、その辺は次回を待つとして……シナリオ的にはすずとさらがフィーチャーされることになりそうですね。
「かっこいい」「かわいい」という対立項を特色とした新ユニットが発表された際、多くの人の脳裏によぎったであろう緑川。そんな彼女とリングマリィメンバーとのWメイン回がついにやってきました。新鮮な組み合わせのエピソードはどんな化学反応が起こるのかいつも楽しみです。
これまで通りのだいあフェス回（=ライブ総集編）と同様であればあまりシナリオに割く尺がないような気もしますが、その中でどういった盛り上がりを見せてくれるのか、そしてカッコいい対決の軍配はどちらに上がるのか。そんなところにも注目して見てみたいと思います。
