しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

2023/05/27 UNISON SQUARE GARDEN #NinthPeel ツアーに行った

 

(※以下、一部披露楽曲名に触れてます!)

 

 声優とかアイドルとかのライブによく行くけどそういえばそれ以外の文化を全然知らんなというのと、USGブログで田淵智也が語るライブに対する考え方が好きなのとでユニゾンのライブには一度行ってみたいと思っていて、今回チケットが取れそうだったので初めて足を運んでみた。もちろんユニゾンというバンドや楽曲が好きだというのは前提だけど、ロックバンドのライブ楽しいな〜!と思えたので、とても良い経験になったと思う。MC無しでひたすらに曲を演り続けて、アンコール含めて90分でスパッと終わる。彼らの鳴らす音楽以外は何も要らないんだ*1という潔さがめちゃめちゃカッコよかったなあ。

 それこそ声優ライブにもバックバンドの見せ場はあるけど、名実ともにバンドが主役になると演奏への気持ちの向き方もさらに強くなるなあと思った。要所要所で挟まる貴雄さんのドラムソロがはちゃめちゃにカッコいいし、「City peel」の次に演ってた曲*2のギターソロが良かったこともとても印象に残っている。ちなみに田淵さんは言わずもがなで、わけわからんくらいステージ上を駆け回るし動きまくるベース奏法が生で見られて感動した。コーラスのタイミングになるとサッとマイク前に戻るのと、途中いっかいステージからはけたのがすごく面白かった……笑。

 『Ninth Peel』でいちばん好きな曲が「Numbness like a ginger」で、ユニゾンでいちばん好きなアルバムが『CIDER ROAD』なので、「〜ginger」から「お人好しカメレオン」につなげた中盤のセットリストがとても嬉しかった。イントロダクション的に静かめの曲をやってからキャッチーさ抜群のシングル曲を持ってくるつかみも最高だったし、「恋する惑星」で本編を締めくくるのもハッピー。「ラスト!」もアンコールの「おまけ!」も、必要最低限に入る曲前の斎藤さんのかけ声が全部カッコいいのなんの。

 今回はアリーナ規模だったので田淵智也が言う「ロックバンドのライブにおけるベストな会場」よりは大きいハコだったろうけど、個人的には行きやすさがあったのでツアーに組み込んでくれてありがとうと言いたい。いきなりライブハウスだとまだ少しハードルを感じるけど、今度はホールとかでも聴いてみたいな。

*1:もちろん、照明だったりの演出部分も良かった

*2:「静謐甘美秋暮抒情」でいいのかな?曲知識が『Catcher In The Spy』あたりで止まってて申し訳ない