しちさん21 (hatena)

アニメや特撮系を中心に、楽曲・映画・イベントなどの感想を書きます。

2023/09/16 神谷浩史 #WAOライブ 千秋楽に行った

 5月のキラフェスは行ったけど、神谷さんのソロライブ(もっと言うとKiramuneアーティストのソロライブ)を現地で見るのは初めて。配信あった公演はちょくちょく見てたんだけどね。

 前から作家推しでポイントポイントでは聴いていたけれど、Kiramune全般でいうとこの1年くらいでちょっとずつ履修中、という感じなので、今回のライブのベースが『ワヲ!』と『appside』なのは置いてけぼりにならなくて済んで良かった*1。Day2だけ行ったキラフェスでは聴けなかった大好きな「モアライブラリ」も回収できたし、アコースティックでは「まあるい気持ち」、カバーメドレーでは「愛しさのコントラスト」(超カッコいいイントロもバッチリあり)、そしてラス前には「mille crepe」と、過去曲からも好きな曲が多くセットリストに入ってきていて嬉しかったな。

 逆に、自分にあまり馴染みがないけど代表曲だし人気だという曲もやっぱりあって、それらは会場の熱気がグワっと増すところも含めて曲の印象が鮮明になった。「TEN-GOKU」が来たので「ソーシャルネット・ワーカホリック」と並べるかな?と思っていたところに突如飛び出す「イズムリズム」!すごい盛り上がりだったね。ソーシャルネットはソーシャルネットでアンコールラスト枠をかっさらってるのも面白い。さらに、千秋楽ではもう一曲「1番星」も。過去曲予習を進める中で気に入ってた曲のひとつなので、良い締めくくりができた。

 曲間の繋ぎがスムーズだったり、MCではBGM的に演奏を加えたり、早替えの繋ぎも兼ねたバンドプレイだったり、生バンドの利点も多く感じられた。当然、1曲1曲がバンド演奏でさらに魅力を増しているのも大きな魅力。後は、MCの流れで1節だけだったけれど、ギター/バンマスの増田武史さんが歌唱を担当した「ダァクシャドウのこもりうた」を生歌で聴くことができたのも感慨深い。話せば長くなるけれど、今こうしてKiramuneを追いかけるようになった原点には間違いなくeyelis*2がいるのでね……。

 「今回はホールツアーなのでダンサー等は来ませんが、その分音楽をじっくりお届けできたら」と神谷さんは言っていたけれど、音楽の魅力に加えてエンターテイナーらしさも存分に感じた公演だった。男性ファンもわりと来ていて、まさに「老若男女楽しめる優良コンテンツ」笑。ラストに発表されたキラフェスをはじめ、これからのKiramuneアーティストとしての神谷さんの活動も楽しみだなあ。

*1:新譜なので当然と言えば当然だけど

*2:増田武史さん、川崎里実さん、前口ワタルさんによるクリエイターユニットで、増田さんはボーカルも担当